ショートケーキと言えば、
日本ではイチゴが乗っている、
いわゆる イチゴショート が有名ですよね。
日本に洋菓子文化がしっかり寝付いてから
一番定番のまま、原型を残しているのが
イチゴのショートケーキ と言ってもいいでしょう。
でも、ショートケーキには
色んなカタチがあるのですよ。
世界のショートケーキ と、
このケーキの名前について解説しましょう。
日本式ショートケーキの由来
日本に洋菓子文化が広まると、
西洋のお菓子を日本人に好まれるように
アレンジ をする洋菓子店が増えてきました。
今のような ショートケーキ を考案したのは、
様々な説があるので断言はできませんが、
フランス菓子をアレンジしたコロンバンの創業者説 や、
不二家が最初にスポンジケーキを発売した という説など。
不二家では、 1922年 から
ショートケーキを販売したという記録がありますが、
今のように一般人の口に運ばれるようになったのは、
1955年 くらいに冷蔵庫というものが、
普通の家に普及するようになってからと言われています。
それまでは、お店で食べるものというのが、
ショートケーキ でした。
憧れのお菓子 であったことは想像できますね。
ショートケーキの名前の由来
ショートケーキというお菓子があるのは
アメリカなので、 アメリカのショートケーキ の由来から
ご紹介します。
アメリカでは、フワフワのスポンジではなく、
ビスケットとパンケーキ のちょうど真ん中くらいの、
少し弾力のある生地に、生クリームやフルーツを挟んだものが
ショートケーキ として広まっています。
名前の由来につながるのは、
生地に使用するショートニング です。
小麦粉、ショートニング、重曹 などを混ぜて
サクッとした生地にしたのが
アメリカのショートケーキです。
しかし、アメリカにはイギリスからの移住者が多いので、
イギリスの食文化の影響も強い ので、
イギリスのお菓子文化も探ってみました。
イギリスでは、ショートブレッド という
焼き菓子があります。
この 焼き菓子に生クリームやイチゴ を
添えたものがショートケーキの始まりという説もあります。
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ショートの言葉の意味が由来説
ショートケーキの名前の由来としては、
ショートニング説とショートブレッド説 が有力です。
でも、他にも関係ありそうな説もあるんですよ。
それは、生クリームとイチゴを挟んでいるので、
早く食べないと悪くなるので、
日持ちしないというのも一つの説 です。
そもそも、世界中にある焼き菓子は、
保存期間 が長めなものが多いので、
低温で保存しないと品質が保たれないお菓子 は、
珍しかったのかも知れません。
ショートケーキの賞味期限
ショートケーキは 賞味期限 ではなく、
生ものなので、消費期限を守る ようにしましょう。
生クリームではなく、
バタークリーム で作ったショートケーキは
少し消費期限が長くなることもありますが、
買ってきたものは、冷蔵庫で保管して、
必ず消費期限内に食べる ようにしましょう。
乳製品なので、常温に置いておくのはNGです。
スポンジが硬くなってしまう前に
早目に美味しくいただきましょう。
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