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小さな赤い実をつける 南天 の木は、
緑と赤のコントラストが美しく、
お正月の飾り にも使われることがあります。

縁起の良い南天の木は、
一般家庭の庭木として育てるのも
人気があります。

南天の木を育ててみたいけど、
初心者にも簡単に育てられるのか？

南天についてご紹介します。

南天の種類は？

南天は、中国が原産という説がありますが、
日本でもかなり古くからあります。

真っ赤な実が魔除けや厄除けの効果がある として、
玄関先に植えられることが多かったです。

その名残もあるのか、
今も一般家庭の庭木として人気があります。

南天という名前も、
「 難を転ずる 」ということで、
縁起の良い木といて広まっています。

江戸時代にとても人気が高まり、
品種改良が盛んに行われるようになった ことから、
現在では100を超える種類 の南天の種類があります。

・オタフクナンテン
（別名ゴシキナンテン、オカメナンテン）
葉の色が変化するので、
色んな表情が楽しめます。

・シロミナンテン
赤ではなく、薄い黄色の実をつける種類です。

・フジナンテン
黄色の実をつける種類で、実が熟する紫っぽく変化します。

・キンシナンテン
樹高が低く、葉が糸のように細いことから
この名がつけられています。

・イカダナンテン
葉の柄が特長的で、いかだのようになる品種です。

・オリヅルナンテン
葉の柄や形が折り鶴のように見える特徴があります。

・ササバナンテン
まるで笹の葉のようなカタチの葉と黄色い花が咲きます。

以上のように、南天には
多くの品種があるんですね。

この他にも、沢山ありますが、
葉のカタチや実の色に特長がある のが、
南天の改良のポイントになったようです。

南天の育て方

南天の木は、初心者でも難しくなく、
特別なコツは必要ありません。

少しだけ注意したい点があるとすれば、
乾燥すると弱くなる ということです。

南天を植えた土が、カラカラに乾いていると
弱くなってしまうので、
適度な水分 が必要だという点です。

土が乾いていないかどうか、
チェックするくらいなので、
そんなに難しいことではありませんよね。

剪定するのは、2月から3月 ごろが目安です。

枝ぶりが密集してしまうと、
風通しが悪くなってしまいます。

病気や害虫 のリスクが高くなるので、
適度な風が通るように剪定しましょう。

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南天の花の季節と実の季節

南天は、実の鮮やかさの方に注目されるので、
花の咲く季節はあまり知らない方が多いですね。

南天の花は6月～7月ごろに咲きます 。

葉が紅葉する品種は、秋から実が色付く
11月～12月が見頃 となります。

南天の花言葉の意味

南天の花言葉は、

「福をなす」
「よい家庭」
「私の愛は増すばかり」
「機知に富む」
「募る愛」
「深すぎる愛」

愛い溢れる花言葉ばかりなので、
縁起の良い南天にピッタリです。

南天の実には、喉に良い成分が含まれると言われ、
昔は咳止めにも使われたことも ありました。

見かけることも多い南天の木なので、
興味があれば実や葉を観察してみても楽しめます。

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