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モンドセレクションはおカネで買える価値なのか
モンドセレクション金賞受賞が商品を選択する時の
参考になるのは日本くらいなものってご存知ですか?
海外ではモンドセレクションは無価値なもので、
ブランドの価値を評価するものではないんです。
おカネを払えば受賞できるという無価値なものとも。
なぜ日本人はモンドセレクションに惹かれるのでしょう。
モンドセレクションとはどんな賞なの?
お菓子など食品のパッケージなどで見かけることが多く、
コマーシャルでもおなじみのモンドセレクション。
どんな賞なのか調べてみました。
1961年に創設され、消費生活の製品を評価するミッションです。
品質を精査して銅、銀、近、最高金賞 という評価をします。
評価の対象になる分野はお酒、お水、お菓子など食品から
化粧品や健康製品など幅広い分野です。
現在は世界82か国以上から3160もの商品が
モンドセレクションによって評価されています。
日本でのモンドセレクションの価値
海外ではモンドセレクションを受賞しても
それほど商品価値を高めるようなイメージがないのに
なぜ日本ではもてはやされるのか 。
その理由は売上に大きく左右する からなんです。
1966年に日清製菓のバターココナツというお菓子が
受賞した時にパッケージにメダルを表示 しました。
それがきっかけで売り上げを伸ばし、
世界で認められる品質として認知 されたんです。
それ以来日本ではモンドセレクションが大流行して、
現在までそのブームは続いているんですね。
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モンドセレクションの受賞はおカネがポイント
モンドセレクションを受賞するためには
まずエントリーする必要があります。
モンドセレクションの方から
「出品してください」とお願いされるわけではなく、
自らエントリーしなければ対象にはなりません。
そして1 5万円を支払う ことで、
約80%は入賞する ことができます。
1商品につきたった15万円で入賞がほぼ確定 しているのです。
企業にとって売り上げに大きく関係するので
その程度の出費は莫大な広告費と比べれば
微々たるものなのではないでしょうか。
現在では日本製品が半数を超えている と言われています。
モンドセレクションは日本人のために存在していると
思われているのかも知れませんね。
モンドセレクションの価値とは
おカネさえ払えばほとんど入賞が約束 されたようなもの。
そんな賞によって価値を感じるのはどうなのか?
日本人は 自分たちで物の価値を見分ける力 を
持っていないのではと思われてしまいそうです。
モンドセレクションに左右されるのではなく、
物を選べるような消費者が増えるようにしたいものです。
モンドセレクションではなくても美味しいものはたくさん^^
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