紫陽花は、梅雨時期にキレイに色付く花で、
日本の梅雨を象徴する花 としておなじみです。
日本各地に、紫陽花を鑑賞できる
名所も多くなっていて、
観光客が集まる話題のスポットにも
一役買っています。
育てるのも難しくない紫陽花なので、
庭先で育ててみるのもいいですね。
紫陽花の色の不思議
紫陽花には、日本古来からある
ガクアジサイ という種類のものと、
日本のアジサイがヨーロッパで
品種改良されて逆輸入のカタチで入ってきた
ホンアジサイ の種類に分かれます。
丸みのある大きな花を咲かせる紫陽花が
今では一般的になっていますが、
日本古来のガクアジサイ は、
立体的な丸みのない葉の額の中に
小さな花が控えめに咲くタイプです。
ガクアジサイもホンアジサイも、
品種改良が盛ん に行われているので、
今では様々な品種が増えてきました。
色も純白から鮮やかな色合いまで
様々ななのですが、
自然に咲いている紫陽花の色は
その土によって違います。
Ph値が変化すると、
紫陽花の花の色も変化する ので、
「 七変化 」と呼ばれることもあります。
基本的に、 アルカリ性が強いと
赤っぽい色 が強くなります。
酸性の強い土では、青色が強く なります。
土のPh値を変える薬剤を使って
好みの花の色を育てることもできます。
紫陽花の増やし方
紫陽花は、斜面に植えると
根が広く張って土を強く支える ので、
土砂災害の予防にも役立つと言われています。
それくらい、根が広く張るものなので、
強く、育てやすいのが特長です。
挿し木をすれば増やすことはできます ので、
苗が無くても増やせます。
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紫陽花の挿し木の時期
花が終わってからの7月から8月 の始めが
挿し木をするのに適しています。
花が咲いている時期は成功しにくく、
10月くらいになると根が張りにくくなります。
まだ 夏の気候が続いている時期 に行います。
挿し木の方法
挿し木に使うための枝を「挿し穂 」と言います。
葉を少し(三分の一)くらい残して、
他の葉はカットします。
ペットボトルの容器などを活用してもいいです、
果物のプラパックなども使えます。
挿し木の方法は動画でもチェックできます。
紫陽花の植え替え
紫陽花は、苗で販売しているものを
鉢植えや地植え で育てられます。
鉢に植える場合は、
苗ポットより、二回りくらい大きめの鉢を
用意するようにしましょう。
地植えにする場合は、大きめの穴を掘ります。
土作り を事前にしておくようにしましょう。
紫陽花は、あまり風通しが良すぎて
乾燥するところは苦手です。
陽射しが当たるのは、午前中だけとか、
風がヒューヒュー吹くような場所は
避けるようにしましょう。
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