フェイジョアという果実は、
とても育てやすいので、
庭木 としても人気があります。
南国の雰囲気を漂わせる花 を咲かせ、
甘くて良い香りを放ちます。
花も果実も食べられるフェイジョア は、
使い方も工夫次第で楽しめるのが魅力です。
フェイジョアの食べ方や、
育て方の注意点などご紹介します。
フェイジョアとは
ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部 が
原産地のフトモモ科の植物です。
樹の高さは2メートルから3メートル程度で、
5月から6月 くらいに花を咲かせます。
果実は 10月の中旬 ごろから
12月の上旬に収穫 できます。
フェイジョアの食べ方
フェイジョアは、花も果実も
食べられるのが特長です。
それぞれの味と食べ方 です。
花の食べ方
フェイジョアの花は赤くて、
彩りとして使えます。
サラダや料理の付け合せ として飾り、
食べることもできます。
花びらには強い香りはないので、
サラダに混ぜて食べても、
他の野菜の味は損ないません。
少し甘酸っぱい味がする ので、
カルパッチョなどに添えても美味しくなります。
緑の鮮やかなグリーンリーフのサラダ に、
色合いの良い コントラスト になります。
果実の食べ方
フェイジョアの実は、
別名「パイナップルグアバ 」とも呼ばれるほど、
美味しい果実なんですよ。
とてもまろやかな酸味で、
甘みも程よくて、 食べやすいフルーツ です。
さっぱりしているので、
そのまま皮をむいて輪切りにしてもいいですし、
スムージーなどのジュースに混ぜてもOK です。
生で食べられる時期は、
秋から初冬までと短いので、
もしも大量に収穫できた場合は、
ジャムなどに加工して保存する といいでしょう。
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フェイジョアジャムの作り方
フェイジョアのジャムは、
お砂糖を加えて煮るだけ なので、
難しくありません。
ペクチン という成分を
豊富に含んでいるフェイジョアは、
ジャムにすると固まりやすいので、
初心者にも作りやすいです。
作り方です。
2.中身をスプーンでくりぬく。
3.砂糖を100g加えて鍋に入れる。
4.弱火で煮てとろみが出るまで時々混ぜる。
5.熱が引くまで冷ます。
6.煮沸消毒した容器に保存する。
フェイジョアの剪定方法
フェイジョアのお剪定は、
3月から4月 ごろに行います。
植え始めて2年くらいまでは、
樹のカタチを整えるための剪定 をします。
それ以降は、果実の実りをよくするための、
剪定方法をします。
最初の1年から2年は、
幹から長く伸びた枝をカットします。
三分の一を目安に剪定して、
樹形を整えます。
それ以降は、果実の実りのため、
地面から50センチ くらいまでの枝は
全て切り落とします。
混みあっている枝を放置すると、
果実が上手く実らないので、
密集している部分の細い枝 で、
内向きのものはつけ根から切り落とします。
挿し木や取り木で増やすこともできるので、
楽しみながら育ててみてください。
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