隅田川花火大会 は長い歴史があり、
東京の花火大会としては
東京湾と江戸川区の花火大会と並び
三大花火大会の一つ となっています。
隅田川花火大会の歴史
隅田川花火大会の始まりは
1733年(享保18年) にまで
さかのぼります。
この年の前年、江戸の町では
コレラが大流行しました。
同時に 大飢饉 で多くの死亡者が出たことで
江戸幕府8代将軍徳川吉宗公 が
死者の霊を慰めて、災いを払う意味で
川開きの日に水神祭を行いました。
その時に花火を打ち上げたことが
現在の 隅田川花火大会の始まり です。
花火が打ち上がる時に
「玉屋~」とか「鍵屋~」 という
掛け声を上げるのは、隅田川の花火から
始まったことです。
初期のころは 鍵屋 が担当していましたが
後に鍵屋から暖簾分けをして 玉屋 が
創業されたことから、 二つの店が担当し、
お互いに競い合ってきました。
隅田川花火大会の歴史は浅い?
隅田川花火大会の歴史は
江戸時代までさかのぼるのに、
隅田川花火大会という名前になったのは
まだ歴史的には浅い ものなんです。
この名称になったのは昭和53年からで、
それ以前は「 両国の川開き 」と呼ばれて
守られてきた花火大会なのです。
この周辺の地域は第二次世界大戦中には
空襲で甚大な被害を受けました。
戦後の復興で高層の建物も増えてきて
花火大会を楽しむことが難しくなると
懸念されたこともありますが、
東京の夏の象徴 として多くの人たちが
楽しみにしている花火大会です。
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隅田川花火大会の日程
2016年の隅田川花火大会 の
スケジュールです。
日程は例年と同じく
7月の最終土曜日になります。
平成28年7月30日
天候が荒れた場合は7月31日に伸びますが
二日間とも実施できないような天候なら
中止となります。
時間は19:05~20:30 となります。
隅田川の花火は何発?
打ち上げ花火の数は
第1会場と第2会場を合せて
約20,000発 を予定されています。
桜橋下流~言問橋上流
約9,350発(コンクール玉200発を含む)
第2会場
駒形橋下流~厩橋上流
約10,650発
観客数はどれくらい?
隅田川花火大会の観客数は
第1会場と第2会場を合せて
約95万人が予測されています が、
会場以外での見物をする人も含めると
観客数を把握する ことは難しいでしょう。
歩くのも大変になるほどの混雑の中を
避けたい人は屋台船での見物を
早い時期から予約しています。
観賞に適した施設の利用も
この日は予約になりますね。
歩きながら見物できるスポットを探すのも
この花火大会の醍醐味ではないでしょうか。
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