毎年三原の夏を盛り上げる「 やっさ祭り 」には、2万人もの観光客が訪れます。
「やっさ踊り」保存会の方をはじめ、三原市民たちもみんなが参加して楽しく踊るその様子は、
見ている人たちも楽しい気持ちにさせてくれます。
今でこそこんなに盛大な 「やっさ祭り」 は、いつどうしてはじまったの?
今回は、その歴史や由来を調べてみました。
<やっさ祭りの歴史と由来>
時はさかのぼること永禄10年(1567年)。
時代は戦国、毛利元就の三男 「小早川隆景」 が、
瀬戸内の水軍を一気にまとめあげるために、
水・陸すべての交通の中心である三原の湾内に浮かぶ小島をつないで、
「 三原城 」を築きました。
そこで城下の人たちがこの築城を祝って、三味線、太鼓、笛などを打ちならし、
祝い酒に陶酔して思い思いに踊り出した「祝いの踊り 」がはじまりと言われ、
それ以来、今の時代に至るまで、
嬉しいことや楽しいことは「『やっさ』 に始まり 『やっさ』 に終わる」
と 三原の人たちの慣習になったと伝えられています。
現在「やっさ踊り保存会」で歌われているその歌詞も、
実は時代とともに移り変わり、「地域の地唄」や「はやり唄」などにも大きく影響されながら、
身なりや歌も変遷し、また踊りそのものも決まった型にとらわれることなく、
楽しくにぎやかにお囃子をとり入れて踊るようになりました。
じょじょに 「 やっさ、やっさ 」 と囃子声がかけられるようになったところから、
いつしかこの踊りを 「やっさ踊り」 と呼ぶようになったと言われています。
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400年以上の歴史を持つこの「やっさ踊り」を一目見ようと、
毎年全国から集まってくる人たちで、この3日間は三原近辺が渋滞すること間違いなし。
そこで、お祭り開催期間の交通規制と駐車場情報!
画像をクリックすると拡大されます♪
交通規制の詳細 ← クリック
< 駐車場情報 >
無料駐車場は設備されますが、場所や時間については要問合せ!
(ちなみに、昨年は「三原小学校」が駐車場として解放されました)
*問い合わせ先*
0848-62-6155/やっさ祭り実行委員会(三原市商工会議所内)
第40回三原やっさ祭り ← クリック
*駐車台数には限りがあるので、できるだけ公共交通機関を利用することをお勧めします。
また最終日の「やっさ花火フェスタ」では、
駐車スペースがないので、JR等公共交通機関をご利用ください ・・・とのこと。
歴史に思いをはせて
楽しくにぎやかで、見ているだけでもウキウキしちゃう・・・そんな 「やっさ踊り」。
でも、歴史を紐解いてその由来を調べてみると、
この踊りの楽しさやにぎやかさの、本当の心意気が伝わってきますね。
昔の人たちの「祝う気持ち」と一緒に、
是非あなたも、この踊りの輪に飛び込んでみませんか?
今年の夏はぜひ浴衣で!
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