2015高知よさこい祭りの歴史や由来は？駐車場情報や交通規制をまとめてみた

今年で 第62回 を迎える「 高知よさこい祭り 」は、
今や外国人たちも訪れる、日本有数のお祭りのひとつです。
でも、もしかしたら「 YOSAKOIと関係あるの？ 」
なんて思っていませんか？
ここでは、高知のよさこい祭りが、
どのような 歴史と経過 を経て、
全国各地に「YOSAKOI」として広まっていったのか、
その歴史と由来をちょっとだけ紐解いてみましょう。

後半では、
お祭り開催中の駐車場と、
交通規制情報もお届けしますね♪

本家本元の「よさこい祭り」は、
戦後の景気振興策として、
高知市の商工会議所が中心となってはじめたお祭りです。
記念すべき第１回めの開催は、
1954（昭和25）年のことでした。

当時は、日本の伝統的な「 盆踊りスタイル 」だったようですが、
現在では、カーニバル風なものから、
サンバやヒップホップ・ロックや演歌・・・などなど、
幅広い現代音楽をいろいろとアレンジして、
多くの若者が参加するにぎやかなお祭りになりました。
当時の参加は今の約10分の一の21団体。
750名の踊り子が、
特設舞台の上で「 よさこい鳴子踊り 」を舞ったのが最初です。
この「よさこい鳴子踊り」が、
今の「 両手に鳴子を持って踊る 」という独特のスタイルの原型となりました。

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その後、1959（昭和30）年には、
当時の有名歌手ペギー・葉山が歌う
「 南国土佐を後にして 」が大ヒット。
その曲を元に映画も上映され、
これによって「よさこい祭り」が全国に知れ渡るようになりました。

1970（昭和45）年には、
『 日本の祭り10選 』に選ばれ、
同年に大阪で開催された「 日本万国博覧会 」で
「よさこい鳴子踊り」が披露されました。

1972（昭和47）年には、
フランスのニースで開催されたカーニバルへの招待を受け、
これが、初の海外デビューとなりました。
これを機に、日本的な伝統の踊りに、
「外国のにおい」のする サンバ調のリズム が取り入れられ、
「よさこい鳴子踊り」がますます 独特なものに進化 していきます。

1989（平成１）年には、
フランスのマルセーユで開催された「ジャパン・ウィーク」に、
高知から踊り子が派遣され、
ある意味「逆輸入」となる、
「 サンバ調のよさこい踊り 」が披露され、
フランスでも大喝采を浴びることになったのです。

そしてその後、
のちに「よさこい鳴子踊り」が全国的に広がっていく、
大きなキッカケにもなった「 あること 」が起きました。
当時北海道大学の学生が、
高知でよさこい踊りを見る機会があり、
それを北海道でも広めたい！と、
学生仲間を募って「 YOSAKOIソーラン節 」なるものを誕生させたのです。
これを機に、
新しい息吹を吹き込まれた「よさこい踊り」が、
「YOSAKOI」として、
全国各地に広まっていったのです。
1999（平成11）年には、
第１回「よさこい全国大会」 が開催されるに至りました。

そののち、
本家本元である高知での全国大会開催が実現し、
今では、毎年「よさこい祭り」の最終日、
8月12日に北海道をはじめ、
日本全国の踊り子たちが高知に集い、
「よさこい全国大会」が開催されるようになったのです。

＜駐車場＞

4日間の開催中、
高知市内は一気に 100万人以上人口が増える ことになり、
特に中心部はかなりの渋滞が予想されます。
ということは、市内のほとんどの駐車場は、
慢性的に満車状態 となります。
できる限り、 公共交通機関を利用することをおススメ します。

が、もしどうしても車で・・・と考えている方は、
多少離れた場所に車を置いて、
高知市内を走っている路面電車やJRなどで、
祭り会場まで移動・・・という方法もあります。

事前予約が必要 ですが、
高知駅から5つ離れた駅にある、
後免駅専用駐車場 はなかなか便利かもしれません。
問い合わせ先 ：　088-863-2674
また、高知県を走る「土讃線」には、
これも 事前申し込みが必要 ですが、
駅専用駐車場に停められる「 車deトレイン 」なる、
裏ワザ的方法もあります♪

＜交通規制＞

予定されているものは以下のようになっています。
8月10日～11日　12:45～22:00
＊以下全車両通行止め

追手筋・帯屋筋アーケード・おびさんロード
追手前高校・土佐女子中高周辺等
8月12日　13:00～22:00
前2日間とほぼ同じですが、15分遅れて規制される予定。
＊その他にも、各所で一方通行や駐車禁止区域なども設定されますので、極力公共交通機関をご利用ください。

色鮮やかでエネルギッシュなお祭り！
伝統的な「よさこい鳴子踊り」が、
海を超えて海外へ 渡り、
その影響を受けた踊りが、
時を経て、 日本国内でまた新たに進化 し続けました。
そして今・・・
チームごとに独特の衣装を揃え、
サンバやヒップホップなど、
エネルギーにあふれた数々の踊りは、
見ているだけでも自然にカラダが動き出してしまいます。
この夏、歴史に思いをはせつつ、
あなたも 夏のエネルギーを爆発 させませんか？