奈良県の大和盆地にある
石上神宮(いそのかみじんぐう) は、
周辺には古墳密集地帯があり、
神が宿る山々に囲まれた場所にあります。
日本最古の神社の一つと伝わる
由緒のある神社であり、
寺社仏閣が数多い奈良県においても、
有数のパワースポット として
話題を集めています。
石上神宮のご利益
石上神宮は 健康長寿、
病気平癒、除災招福、百事成就 の
守護神として、深く信仰されてきました。
平安後期には、白河天皇の崇敬を受けて。
宮中にあった神嘉殿 を寄進したという
逸話も伝わっています。
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石上神宮の見どころ
鳥居
かの 聖徳太子 が、石上神宮の鳥居をくぐる時に、
特別なパワーを感じたという伝説があります。
誰しもが感じられるわけではないですが、
神の領域 に入ることを意識して、
鳥居の下を進んでみましょう。
鏡池
鳥居を進むと池があります。
この 鏡池 と呼ばれる境内の池には、
奈良県指定天然記念物の
「 ワタカ 」という魚が生息しています。
この魚には、様々な伝説があります。
諸説ありますが、南北朝のころに
後醍醐天皇 の乗馬されていた馬が
この池のほとりで息絶え、
馬に似た顔を持つ魚が ワタカ になったという
伝説があるのです。
禁足地
神社には、石上神宮だけでなく、
足を踏み入れてはいけない
禁足地 があります。
神聖な場所 なので、
守られています。
石上神宮の禁足地は、
拝殿後方の東西44.5メートル、
南北29.5メートル、
面積にすると約1300平方メートル を
禁足地として畏敬されています。
宝物
日本最古の神社として、
「日本書紀 」にも記されていますから、
社宝として保存している宝物も
重要文化財や国宝 まで数多くあります。
「 六叉鉾 」と伝わってきた古代の遺品は、
日本書紀にある神功皇后摂政が
百済に献上した「 七枝刀 」にあたるとも
考えられています。
現在は、「 七支刀 」と称されています。
特殊な形をしている鉄製のもので、
とても貴重な社宝です。
国宝に指定 されています。
神杉
石上神宮の境内にある杉は、
「 万葉集 」の中にも
詠われることがありました。
現在でも、樹齢300年を超える
立派な杉があり、
「神杉 」と呼ばれています。
石上神宮へのアクセス
電車をご利用の場合
「大阪難波」から
近鉄奈良線奈良行(快速急行・急行)約35分
大和西大寺駅で天理行に乗り換え約20分
天理駅で下車
「京都」から
近鉄京都駅から天理行(急行)で約60分
天理駅で下車
「神戸」から
阪神なんば線三宮駅より奈良行(快速急行)約70分
近鉄奈良線大和西大寺駅で天理行に乗り換え約20分
天理駅で下車
天理駅からは徒歩30分
天理駅から奈良交通バスが運行
「石上神宮前」で下車徒歩5分
車を利用される場合
名神国道 天理東インターから約5分
西名阪自動車道 天理インターから約15分
第1から第4まで無料駐車場があります。
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