伊勢神宮は、地元や東海地方の人たちは
親しみを込めて「お伊勢さん 」と呼んできました。
江戸時代には、一生に一度は
お伊勢さん参りに行くことが、
憧れであった時代がありました。
今では海外旅行に行くのも
簡単になりましたが、
歩くことが庶民の交通手段だった時代には、
お伊勢参りは大イベント だったのでしょう。
そんなお伊勢さんの参拝の前に
知っておきたいポイントをご紹介します。
伊勢神宮についてまとめました。
伊勢神宮の参拝時間
伊勢神宮には、
内宮、外宮、別宮 を含めて
参拝できる時間が決まっています。
季節によって参拝時間が変わります。
5月から8月は午前5時~午後6時
10月から12月は午前5時から午後5時
この時間を守って参拝するようにしましょう。
Sponsord Link
伊勢神宮の参拝の手順
伊勢神宮を参拝する時には、
正しいマナー を守るようにしましょう。
まずは伊勢神宮の内宮に向かう時に
鳥居をくぐって五十鈴川にかかる橋を渡りますが、
この時に、橋の中央を避けて端を歩きましょう。
真ん中は神様がお通りになるところ なので、
慎ましく、中央は控えるようにしてください。
次に、森を通って神前に向かいますが、
身を清めてから入ります。
本来は、五十鈴川で身を清めていました が、
現在は手水で清めます。
手水で身を清める方法は、
禊の儀式を簡略化している ので、
きちんと守って行いましょう。
2.水を汲んで左手を清めます。
3.柄杓を持ち変えて右手を清めます。
4.もう一度柄杓を右手に持ち替えます。
5.左手に水を注ぎ、口に含めます。
6.口をすすぎます。
7.改めて左手を清めます。
8.柄杓を立てにして残った水で柄杓を洗い戻します。
間違っても、柄杓に口をつけるようなことは
しないようにしてくださいね。
神前での参拝の作法は
「二拝二拍手一拝 」です。
ペットを連れての参拝はできません ので
ご注意ください。
おはらい町とおかげ横丁
伊勢神宮の参拝の後には、
参道に並ぶお店で休憩したり、
美味しい伊勢名物を食べたりと、
楽しみ方はイロイロです。
伊勢うどん や伊勢ならではの海鮮焼きなど。
伊勢の名物「 赤福餅 」の本店があり、
作り立ての柔らかい赤福餅を食べられる茶店 が
大繁盛ですので、ぜひご賞味ください。
外宮と内宮
伊勢神宮は、内宮ばかりが注目されますが、
豊受大御神さまをお祀りする外宮 と、
14の別宮、43の摂社、24の末社、42の所管社の
全てを含めた 125 が伊勢神宮なのです。
125を全てお参りするのは、
流石に観光では難しいですが、
衣食住や産業の守り神である、
外宮(豊受大神宮) は参拝するようにしましょう。
アクセス方法
伊勢神宮へのアクセスは
JR線、近鉄線 を利用してください。
最寄り駅は五十鈴川駅です。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。