運動会 と聞くと、
連想して思い起こすのが、
「 スローガン 」ではないでしょうか?
いつの頃からか、
運動会には必ずそのテーマに沿った
「スローガン」がつけられるようになりました。
でも、いざスローガンを作るとなると、
何をどこからはじめていいのか、
なかなかいい案が思い浮かばない・・・
ということがあると思います。
では実際に、手順を追って進んでみましょう♪
<運動会のイメージを決める>
運動会は個人競技よりも、
むしろ、クラスや色分けされたチームでの競技が多く、
「 チームワーク 」や「 絆 」「 団結 」などのイメージを元に、
そこから少しずつイメージを膨らませていくと、
じょじょにアイデアが固まっていきます。
<イメージに合った単語を出しあう>
イメージが出来上がったら、
そのイメージに合った単語をみんなで持ち寄ります。
ここで、 できるだけたくさんの単語を集めて おきましょう。
<単語をつなぎ合わせていく>
実際にスローガンを作りだす、最終段階です。
多くのスローガンは、
リズムのよい「 5・7・5調 」や、
たった4文字の中に思いが詰まった、
四字熟語 などが多いようです。
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では、この2つのパターンから、
いくつかの例をご紹介しましょう。
<例:5・7・5調>
・運動会 優勝つかむぞ 今年こそ!
・勝利への 鍵はみんなの心意気!
・最後まで あきらめないで 頑張ろう!
・転んでも あきらめないで 走りぬけ!
・駆けぬけろ!全身全霊 最後まで!
・走れ跳べ!勝利に向かって突き進め!
・最後まで 粘り強く 勝ち取るぞ!
・チーム力 みんなで勝ちとれ 大勝利!
・今日こそは 力いっぱい 燃え尽きろ!
・走りぬけ 勝利に向かって 最後まで!
こうやって改めて見てみると、
共通する単語 が見えてきますね。
「 最後まで 」「 勝利 」「 つかみとる 」「 走りぬく 」「 あきらめない 」
どれも、 運動会にふさわしい単語 です。
見ているだけで、
あるいは耳にするだけで、
「 やる気 」や「 闘志 」が湧いてくる、
ポジティブな単語がよさそうです。
<例:四字熟語>
いくつかの例を、その意味の解説とともにご紹介しましょう。
・ 力戦奮闘 ( りきせんふんとう )
力を出し尽くして闘うこと。一所懸命努力すること。
・ 一致団結(いっちだんけつ)
みんなで力を合わせてひとつになり、目的に向かっていくこと。
・ 全身全霊(ぜんしんぜんれい)
からだと心のすべて。体力と精神力のすべて。
・ 不撓不屈(ふとうふくつ)
どんな困難に出会ってもけっして心がくじけないこと。
・ 戮力協心 ( りくりょくきょうしん )
全員の心をひとつにし、一致協力して物事を行うこと。
・ 破天荒解 ( はてんこうかい )
今までだれもなしえなかったことをはじめて成し遂げること。
・ 勇猛果敢 ( ゆうもうかかん )
勇ましく強くて、決断力に富むこと。多少の抵抗にも負けず、思い切って物事を行うこと。「勇猛」は、勇ましく猛々しいこと。「果敢」は、決断力に富むこと。
・ 一意奮闘 ( いちいふんとう )
心を一つのことに集中し、奮い立って戦うこと。また、力いっぱい努力すること。
四字熟語 は、
漢字が4つ並ぶことで、
「 闘志 」とか「 決戦 」などの、
日本人に馴染みやすい、
「 心意気 」のようなものを、
言い表すことができるようです。
しかし逆に、
4つの漢字が並んでしまうことで、
説明がないとその意味がわかりづらい・・・
というマイナスな点もあります。
ココからすでにはじまっている!
「 チームワーク 」で勝利を勝ち取る運動会は、
スローガンを作るときから、すでにはじまっています。
みんなでアイデアを持ちより、
協力してひとつの目的に向かって進んでいる のです。
そして「個人」から、
いつのまにか「団体」へと意識が変わり、
運動会当日の「チームワーク」へとつながっていく のです。
最後に 英語のスローガン をひとつご紹介しましょう。
英単語が入るだけで、
ちょっとカッコいい感じになるのはなぜなんでしょうね?
「All for One and One for All」
「みんなはひとりのために ひとりはみんなのために」
運動会はハイビジョンで♪
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