- 2015-8-10
- 季節の行事・イベント, 秋の行事
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秋の行楽シーズンに欠かせないのが「 お弁当 」!
でも、特別な行事に関わらず、
日本人にとって「お弁当」は、
小さいころから馴染みのある食生活の一部ですよね 。
最近は「 保温弁当箱 」なる進化形のお弁当箱の登場で、
塾に通うお子さんに持たせたり、
OLさんやサラリーマンの間でも、
お弁当をもって仕事に出かける方も増えてきました。
しかしお弁当は、
作ってから食べるまで長時間あるため、
食中毒などの心配 がありますよね。
さらに 保温を持続させるとなると、
やっぱり中身が心配 。
そこで今日は、
保温のお弁当箱でも、
できるだけ安全に安心して食べることができように、
食べ物が傷まないコツを調べてみました 。
まずは、食中毒が起こる原因から探っていきましょう。
食中毒の原因は「 細菌の繁殖 」にあります。
つまり食中毒を防ぐには、
「 細菌の繁殖をいかに抑えるか 」にあるのです。
●細菌をできるだけつけないこと。
●細菌をできるだけ増やさないこと。
●細菌をできるだけやっつけてしまうこと。
<細菌をできるだけつけない!>
これは、一にも二にも「 こまめに手を洗う 」ことにつきます!
調理をする最初の段階で「細菌をつけない」ことです。
それぞれの食材に触れるたびに、
こまめに手を洗いましょう。
また、それぞれの食材で使ったあとには、
包丁や菜箸などもこまめに洗いましょう 。
特に気を付けたいのは、
生肉や生魚 を触ったとき。
しっかり手を洗い、
またこれらにつかう包丁や調理器具は、
生野菜に使うものと別にする ことをおススメします。
またこれから食材を詰める お弁当箱自体も、
洗剤でしっかりと洗っておきましょう 。
特にパッキンなどに食べカスがついていたりするので、
細かいところまでしっかりと洗います。
モノによっては熱湯消毒もおススメ です。
<細菌をできるだけ増やさないこと!>
まずは買ってきた 食材は良く洗って ください。
お弁当用にすぐに調理しない食材は、
調理するまで 冷蔵庫や冷凍庫で保存 しましょう。
細菌が繁殖するのは、
何よりも「温度との関係」 にあります。
10度~65度の間で繁殖し続けますが、
特に30度~40度あたりで最も活発 になります。
<細菌をできるだけやっつけてしまおう!>
これは主に調理する時の注意点です。
食材を60度以上に加熱すると、
多くの細菌は死滅しはじめ、
75度以上で1分以上加熱すれば、
ほとんどの細菌はをやっつけることができます。
とにかく「 よく火を通すこと! 」。
これが一番重要です。
前の晩の残り物をお弁当に詰めるときにも、
必ず一度中心部まで火を通して ください。
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普段食べるときに、
特に火を通さずに食べている食材にも、
火を通しておくと安心です。
・かまぼこ
・ハム など。
また、お弁当の定番おかずの 卵焼き 。
鶏卵には サルモネラ菌 がついていることがあります。
半熟だと細菌が繁殖しやすい環境なので、
しっかりと火を通して調理 してください。
細菌を「つけない」「増やさない」「死滅させる」
以上の 基本3条 を守った上で、
実際にお弁当箱に 詰めるときのコツ をオマケにお教えしちゃいます♪
● 色付けに使うことの多いミニトマトですが、
よく洗い、汚れが残りやすい 「ヘタ」は必ず取って 詰めましょう。
● 水分が多いとそれだけ細菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
汁気の多いおかずはできるだけ避けましょう 。
お浸しなどを入れたいときには、 しっかりと水けを切りましょう 。
ポテトサラダは要注意!
調理してから時間が経つと、一緒に入れた 生野菜から水気 が出ます。
● 混ぜご飯やチャーハンなどは、
冷凍や冷蔵保存してあった 新しいご飯を使う ことをおススメします。
保温炊飯器の中で一晩置いたご飯を使うのは極力避けたいものです。
● 種類の違うおかずは、
アルミカップ・シリコンカップなどで 仕切り ましょう。
● お弁当を詰めるときには、 素手でなく菜箸 を使いましょう。
● おにぎりは、 素手ではなくラップを使って握りましょう 。
ヘルシーでキュートなお弁当で今日もニッコリランチ!
昔のお弁当のイメージは冷たいものでした。
でも最近は「 保温弁当箱 」なる便利なものができて、
その 内容もバラエティーに富んだもの になってきました。
汁類も入れられるタイプのものもあるので、
あたたかいお味噌汁やカレーなどもOK !
普通のお弁当箱よりもちょっと重いけど、
デザインなども可愛いものが出てきたので、
キュートな小袋に入れて持っていけば、
会社のランチも楽しく食べることができますよね♪
コンビニのお弁当だと、
栄養が偏ったり保存料が心配ですが、
手作りなら安心して食べることができます 。
細菌が繁殖できない環境をしっかり整えて、
栄養のある手作りのお弁当で、
毎日の勉強・お仕事頑張りましょう!
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