和歌山県の北部にある高野山は、
弘法大師空海が開いた真言宗の聖地です。
2015年には、開創1200年 を迎えました。
日本屈指のパワースポット としても有名です。
高野山に一度でも足を運ぶと、
その神秘をまた感じたくなり、
多くのリピーターも生みます。
今では海外からの観光客も増えていますので、
まだ行ったことがない方は、
ぜひとも訪れていただきたい名所です。
高野山の歴史
高野山は、明治時代以前は、
高野山全体を総本山金剛峰寺 と呼んでいました。
この地に霊場を開くことになったのは、
弘法大師が唐での留学を終えて帰国する時に、
三鈷という仏具を投げました。
それが現在の 高野山の地 に届いたことから、
この地を修行の地として開山したと伝わります。
その後、高野山には
多くの寺院が建立されてきましたが、
奥之院では、今もなお、弘法大師さまは
生き続けている と信じられています。
毎日、 お大師さまにお食事を運ぶ その様子は、
1200年もの間、変わらずに続きます。
現在は 世界遺産に登録 されて、
世界から注目される観光地となっていますが、
日本三大霊場 として、祈りの山としての姿を
そのまま残しています。
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高野山の宿泊
高野山には、 50を超える宿坊という
宿泊できるお寺 があります。
お寺の宿泊するとからといって、
とくに普通の旅館や民宿に泊まるのと
違いはありません。
宿泊客の世話をする人たちが僧侶だということと、
食事は精進料理 だということくらいでしょう。
100を超える寺院が高野山にはありますが、
その約半数が宿坊寺院 になっていますので、
ホテルなどに泊まるよりも、
せっかくなら宿坊に宿泊してみるのも
高野山での良い体験 になると思います。
お寺によっては、 戦国武将ゆかりの部屋 があったり、
写経などの体験ができるところもあります。
宿坊を検索できる専用サイトもあるので、
自分好みの宿坊を探せるようになっています。
高野山への行き方
高野山は、和歌山県の北部の山深い場所にあります。
～（南海高野線）橋本駅～極楽橋駅～
（南海高野山ケーブル）～高野山
関西国際空港～（南海線特急ラピート）～天下茶屋駅～
（南海高野線）～橋本駅～極楽橋駅～
（南海高野山ケーブル）～高野山
新大阪～（地下鉄御堂筋線）～南海なんば駅～
（南海高野線）～橋本駅～極楽橋駅～
（高野山ケーブル）～高野山
高野山の見どころ
高野山の見どころは沢山あります。
数日ではまわりキレないほどですから、
興味のあるスポットを予めまとめておいて、
効率よく巡ってみましょう。
その中でも、外せないのは、
・壇上伽藍
・根本大塔
・奥之院
・燈籠堂
・弘法大師御廟
とくに、はじめて高野山を訪れた人は
奥之院に続く約2キロの道のり に並ぶ
数多くの墓碑には驚かれることでしょう。
この中には、 織田信長や武田信玄 など、
歴史ドラマの主人公になるような
有名な戦国武将の墓碑 も沢山あります。
織田信長を裏切った 明智光秀の墓碑 もあり、
なぜか何度新しくしても、
墓碑の石がひび割れる というのです。
これは織田信長の怨念かも？と
高野山のミステリー として伝わっています。
宗派も生前のしがらみも関係なく、
全てを受け入れてくれるのが、
高野山の懐の深さということがよくわかります。
ぜひ、弘法大師の心を感じてみてください。
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