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京都三大祭りの一つ「葵祭」 は
毎年五月に開催されます。

1400年前に行われた行事が
お祭りとして現代にも続いているのは
さすがに歴史のある京都です。

葵祭の見どころ などご紹介します。

葵祭とは

葵祭の起源は、宮中からの使者が
賀茂神社と下鴨神社 へ向かう行列などが
現在のお祭りの行列や行事の起源と伝わります。

未婚の内親王（皇女）が
神社へ巫女として仕えるように選ばれると
「 斎王 」と呼ばれていました。

その斎王が神社へ向かう様子を再現した
行列は葵祭の見どころ です。

ちなみに、斎王を演じる女性のことを
斎王代 と呼びます。

現代には宮家から斎王が巫女として
仕えることはありませんので
斎王の代わりということで
斎王代と呼ばれるのです。

斎王代は京都の名家の令嬢から
選ばれる ことが慣習となっています。

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斎王代に選ばれる女性

斎王代に選ばれる女性は、
京都にゆかりのあるご令嬢 と決まっているのは、
斎王代になると数千万という莫大な費用が
必要 になるからなんです。

十二単を作るだけでも 数百万円 かかりますし、
行列に参加する大勢の人たちへのご祝儀など
必要なお金が莫大なので、一般家庭のお嬢さんは
いくら憧れても無理なことなんです。

軽く一千万円を超える費用を負担してでも
京都の女性の憧れの的になる斎王代 に
選ばれることは、とても名誉なことなのでしょう。

過去に斎王代に選ばれた女性の顔ぶれを見ると、
生け花の家元の令嬢や、京都で数百年も続く
名家のご令嬢ばかり です。

親子代々で選ばれた方もいるので、
限られたお家柄の令嬢しか務められない大役 です。

葵祭のルート

葵祭が行われるのは 毎年5月15日 です。

2016年は日曜日 になるので
多くの人が集まることが予想されます。

有料観覧席があるので、
ゆっくりと行列を楽しみたい方は
有料席チケットを購入するのも良いでしょう。

行列のルート です。

この日は京都市内では各所で交通規制があります。
車での移動は大変混雑しますし、
駐車場を見つけるのも難しいでしょう。

雨の場合は順延 となります。

葵祭のアルバイト募集

葵祭の行列に参加する人は
アルバイトで募集されています。

ただ、誰でも応募できるわけではなく、
同志社大学や京都大学 など、
大学の中で募集されることが多いようです。

祭りに関連して様々なアルバイトも
臨時募集されますが、行列に参加するバイトは
学生限定 でほとんど定員が埋まります。

参加できるなら、貴重な機会なので
ぜひ応募したいと思うのも納得です。

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