『 神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王様 』
と謳われた「 江戸三大祭り 」のひとつとして有名なのが、
「 深川八幡祭り 」です。
<深川八幡祭りの歴史と由来>
このお祭りの起源は、さかのぼること、約370年前の江戸時代。
1642年に建立された「 富岡八幡宮 」は、
江戸幕府第三代将軍徳川家光の命により、
長男家綱の世継ぎ祝賀を行うことになりました。
その「お祝いごと=祭礼」が、江戸の庶民たちにも愛され、
現在の「 深川八幡祭り 」と呼ばれるようになったと言われています。
その後、近年1948年には、戦後初めて「 本祭り 」を開催。
お神輿を皇居前まで担ぎ込み、戦後の復興状況を報告しました。
1995年には、 平泉町の『蘇れ黄金・平泉祭』に招待 され
その際、深川のお神輿も参加しています。
「本祭り」の翌年1997年、初めて「 二の宮神輿渡御 」が開始しました。
2003年8月3日には、「江戸開府400年記念」と、
「深川神輿の皇居前拝礼55年を記念」して、
「二の宮神輿」での二度目の皇居前拝礼を行いました。
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関東大震災や戦争にも負けず、
また2011年には、
東日本大震災の影響で延期なった年もありましたが、
江戸っ子たちの手により、
力強く引き継がれている伝統深いお祭りでもあります。
3年に一度の「本祭り」は、
約70町会50数基以上ものお神輿で「連合渡御」(れんごうとぎょ)するという、
なんとも壮大なお祭りです。
氏子各町会のお神輿50数基以上が、
深川界隈の氏子各町を1周、約8キロ~10キロを巡ります。
また、このお祭りは、別名「 水掛け祭り 」とも呼ばれています。
夏の一番暑い時期に行われるため、
はじめは「 涼をもたらす 」意味で、
お神輿の担ぎ手に水をかけていたものが、
後にお神輿そのものにも、
「 清め 」の意味で水をかけるようになったと言われています。
<交通規制は?>
* かなり広い範囲で交通規制が行われます *
富岡八幡宮周辺の、永大通りや大門通りをはじめ、
全面通行止めと片側通行止めの2種類に分けられ、
交通規制される場所や時間帯などが、
とても細かく決められています。
しっかりと事前にチェックしてから出かけることをおススメします。
また、駐車場は用意されていないので、公共交通機関をご利用ください。
昨年の交通規制マップを参考までに!
『わっしょい!わっしょい!』
この掛け声は「みんなで力を合わせて「和」を背負う」という意味。
たくさん水をかけられたお神輿も、
そして担ぎ手たちのハッピまでもがさらに重くなっていきます。
そんなとき、担ぎ手も観衆も、
みんな一緒に「 わっしょい! 」と元気に掛け声をかけると、
みんなの心意気がひとつになり、足並みもそろって、
8キロもの長い道も、担ぎ切ることができると言われています。
見ているあなたも、大きな声で「 わっしょい! 」と声をかけて、
担ぎ手たちに エネルギー を送ってあげてください♪
<問い合わせ先>
富岡八幡宮 03-3642-1315
深川観光協会 03-3643-0114
2015深川八幡祭りの日程・場所・アクセス方法まとめ!何時までやってる? ← クリック
子供ははっぴで参加しよう♪
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